イギリスの金融機関での貯金、個人年金、その他、保険、葬式プラン等の契約している会社が倒産した場合に国の機関で代わりに補償してくれる機関がFSCSになります。
なお、契約された年などで、補償の内容も変わることがありますので、この記事は教育を目的にしたものとご理解ください。
補償金額は£85,000です、多分、これはEUのDGS補償額100,000ユーロから来たのだと思います。
Icesave銀行
Landsbanki BankのUKオペレーションだったIcesave銀行が実際に倒産した時に私のISA Savingアカウントも影響を受け、実際に返金されたのはFSCSからでした。
ほとんどのメインバンクはFSCSに登録されている金融機関の投資、貯金は上記の額まで補償されます。イギリスでお使いになられている金融機関がFSCSに登録されているかを調べておくのは、お勧めいたします。
Linkされている銀行
例えば、Halifax銀行ですが、ここは下記の銀行と同じ銀行と見なされるので、下記の銀行にある口座の合計が補償金額を超えると補償が出ないので、注意が必要です。
- A (pre Oct 2015)
- Bank of Scotland
- Birmingham Midshires
- Halifax
- Intelligent Finance
- Saga (pre Oct 2019)
- St James Place Bank
https://www.moneysavingexpert.com/savings/safe-savings/#whatcounts
海外送金ブローカー
RevolutとかWiseはこれらのスキームには含まれていないので、大きな金額は置かない方がいいですね、ただ、これらの会社での送金手続き料は普通の銀行に較べて、かなり安いです。
FSCS補償額
ただ、私が今だ理解できないのは、イギリスのFSCSの補償額がアメリカの補償額(FDIC $250,000)に大きな差がある事で、これを許しているのはイギリスの文化か、それともイギリスは会社優先の国だからか?ただ、下のように同様におかしいと思っている方は居られるようですね。(でも、日本も1,000万円と低いですよね、これは民意のレベルの違いか?)
Does the UK’s deposit guarantee scheme need reform?
https://www.thebanker.com/Does-the-UK-s-deposit-guarantee-scheme-need-reform-1684142697#:~:text=The%20US%20equivalent%20of%20the,FDIC%20can%20pay%20out%20compensation.
Financial Services Compensation Schemeの詳細は下記のリンクから見て頂けます。
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