60対40は過去の遺物か?

年金関連

以前、ファイナンシャルアドバイザーとか、インターネットで言われていたことは、リタイア前の年金運営は60%株・ファンドで残り40%はボンド(社債、国債)が安全とのことでした。それが2021,2022年に株の値段が下がった際に、普段はボンドの値段は影響が少なく、それにより年金資産が大きく目減りしない、というのが今まで言われていたのですが、これが、BOE(Bank of England)が、金利を上げた為、ボンドの値段が大きく下落して、今まで、安全とも言われていた60%対40%のルールがうまく動作しなかった、実際に株価がリカバリーした際に、ボンドの値段はリカバリーがゆっくりとなってしまい、この方法はもう時代遅れではないのかというのがYouTubeでも話されていました。

ただ、今だ、60%対40%を言っているファイナンシャルアドバイザーがYutubeでも居るので、こちら素人にはどちらが正しいのかはさっぱりわからない。そこで、いろいろな財テク ユーチューバーのビデオを見ていると見えてくるのは、10年以上リタイアまである人は株・ファンド100%で、10年以下の場合は、ボンドでなくても、年金資産を大きく減らさない運営が必要と言っている。

例えば、リタイアが近い、もしくはリタイアした後、相場がクラッシュして、株価が下がった時に株しか資産がないと、株を減らして現金化することになる。これを短期、中期、長期資産に分けて、運営する事で、資産を大きく減らさない形で、経済危機を乗り越える準備が必要となる。

  • 短期(1年から3年)、現金、貯金
  • 中期(3年から7年)、ボンド(国債、社債)
  • 長期(7年以上)株、ファンド

なぜ、7年という区切りがあるのは、経済危機はその位で景気がリカバリーする想定らしい。であれば、結局はボンドを中期で持つわけが基本のようです。ただ、ボンドと言っても、英国国債(Government Bond/Gilts)をBond Ladderという仕組みで、1年物、2年物、3年物….という形で買うのがコツのようです。ただ、これには毎年買い替えが必要なので、時間を割かないといけないので、正直、ここまでのメンテナンスを自分にできるかは疑問です。

こういった運営をファイナンシャルアドバイザーに任せて行うのも、コスト的にもどうかと思うので、これらに関しては株、ファンドのアレンジの仕方での対応の方が簡単かなとも思っています。これに関しては、これだと言う答えが自分にもなく、ただ、今のアイデアとしてはBond Ladderを使うことしかわかっていません。

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